一番好きな洋服! ポールハーデンのブレザー
最近、ちょっとベーシックでトラッドな感じに回帰しようと思っているのですが、、、、やっぱりポールハーデンの春夏のブレザーが、ワードローブの中で一番好きです。宝物です。本当は毎シーズン買い足したいけど、今は値段が値段でそういう訳にも行かず、この1着を大切に着ています。
今日は、久しぶりに春夏のブレザーの話をしたいと思います。
ポールハーデンのブレザーの魅力
このブレザーの魅力は3つあります。
1つ目は、シルエット・独特のテーラーリング
よく空気を包み込んだようなシルエットと表現されます。確かに、背中周りはジャストフィットなのに、胸の周りは余裕があります。この独特の感じがとてもいいんです。この感じはいくらうまく言葉で説明しても伝わらないと思いますので、お店で見かけた際にぜひ試着してみてください。(でも、着ると本当に欲しくなってしまいますので、ご注意ください。)
ディテールは、戦前のアンティークのジャケットがモチーフになっているようです。ピークドラペル、ボタン裏の革当て、白いコットンの裏地等々、ディテールはアンティークのジャケットです。それを、独自のテーラーリングで、唯一の無二のジャケットに進化させた感じです。
ロンドンのホームレスが来ているジャケットをモチーフにしたジャケット説もあります。確かに、ちょっと野暮ったい。でも不思議と前衛的な感じもする。本来なら共存しない前衛的な感じと野暮ったい感じの2つが入り混じっているとても不思議なジャケットです。
だから、モード系?アルチザン系?の方から、ニックウースターみたいなアメリカントラッドの進化系的な方まで、いろいろな人が愛用しています。
2つ目は、素材
ジャケットに限らずですが、ポールハーデンは毎シーズン同じ型の服を繰り返し作ります。違うのは素材。この素材がスペシャルな感じなんです。ポールハーデンが好きな方は、”素材を買っている”という感覚があると思います。
英国の名産といえば、ツイード! (正確にはスコットランドですが、、、)
ハリスツイードが有名ですが、よく見るツイードみたいに整った綺麗な生地ではなく、新品なのにほつれや、織りにムラがあったりします。たぶん、昔ながらの作り方で、手をかけて織っているのでしょう。
この素材感も、野暮ったい感じを演出していてとても良いです。愛らしいです!
3つ目は、とにかく着ると毎回テンションが上がること
どんな服でも、買ったばかりの頃は、嬉しくて着るとテンションがあがるものですが、そのテンションも来ているうちにどんどん低くなっていくのが、普通だと思います。
でも、このブレザーは、着るたびに嬉しくなってしまい、テンションが上がるんです。持っている服の中で、こんな感じになるのは、このブレザーだけです。
お気に入りのコーディネート
本当なら、上下セットでポールハーデン! と決め込みたいところですが、上下セットとなると金額的にすごいことになるし、ぼくの住んでいる宇都宮では確実に浮いてしまうので、普通の服に合わせています。
これが基本のコーディネート。YAECAのシャツに、ジーパン、m.a.+のダービーシューズ。
最近は、ジーパンだけでなく、他のボトムスにも合わせて、ちょっと着まわし感を出しちゃってます。これは、Scyeのチノパンとのコーディネート。
こちらは、ナイジェル・ケーボンの軍パン(M51)とのコーディネート。最近購入した日本製のオールスターを合わせた春らしコーデだと思っているのですが、ぼくにとっては珍しいコーティネートなので、妻からは、”なんか変!、違和感がある”、と言われています、、、、(涙)。 でも、最近のコーデの中で、一番気に入っています‼️
さいごに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は、こちらの昔の購入時の投稿をリライトしようと思って、新しい投稿を書きました。
文章を書いていると新しいブレザーが欲しくなってしまいますね。今シーズンの春夏の素材もよかったんです‼️ でも、今は金銭的に新しいのは買えないので、これからもこのジャケットを大切に着て行こうと思います。
上下セットアップも、今は夢のまた夢。100のリストの1つにしておこうと思います。
Basic&Favorite
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B&Fさん、こんにちは。
sthmです。
随分前に、PHもほぼ上がりですとお伝えして約1年半が経ちましたが、やはりもう一枚ジャケットが仲間入りしました。既に半年前にオーダーしていた、黒のサマーウールのジャーキンです。
メンズマック5着、マックジャケット、メンズブレザー6着、ニューブレザー、ベンタイルパーカー、メンズジレ、メンズシャツ8枚、メンズニット5枚、メンズジーンベルト2本、PH3/4足、PH7/3足というワードローブの中に、初のジャーキンが仲間入りしました。これで、やっと理想の形になったようです(汗)
この間PHを何も購入しなかったかというと、実は小物類を数点買いました。ポークパイハットのラビットファーのブラック、ブラウン、ストローハットのブラック、ウィート、ホーロー仕上げのコートラックなんかを買ってしまい、財布類を含めますと、PHの所有アイテム数は何と45点近くになっておりました(汗)&(笑)
20年近くも購入し続けて来たデザイナーブランドはポールハーデンのみで、その唯一無二の存在は他にはありません。今でもブライトンで自らの手を使ってコツコツと靴を造り続けている姿勢が、ブレのないモノづくりとデザインを提供し、それを愛するファンが世界中にいるのだと思います。
B&Fさんの上下セットアップが紹介される日を楽しみにしております。