m.a+(エムエークロス)ダービー NIGO(2号)くんの履き慣らし
こんばんは。B&Fです。
今日は、1ヶ月前に購入したエムエークロスのダービーシューズの履き慣らし期間(訓練期間)が終わったので、その表情を投稿したいと思います。
ちなみに、m.a+の短靴が2足になりましたので、こちらのワンピースでないダービーをNIGO(2号)くんと命名しました。なのでこれからは、m.a+のNIGOくんと呼ぶことにします。。。。。
1年半まえに、GINZAのバカ買い特集を読んで以来、ずっと欲しかった靴でしたので、慎重に靴をおろしました。まずは、NIGOくん様子を写真でご覧ください。(新品時と比較すると違いがよくわかります。)
お気づきかとおもいますが、ワンピースダービーくんとはちょっと雰囲気が違うと思います。今回NIGOくんをおろす際、これまでやらなかったことをやりました。
皺の入り方に意思をいれました。 この皺は、自然についたものでなく、ある程度、”こんな感じの皺がいいな〜”と思い、実際におろす前に、室内で皺を少しづつ入れていって、皺が馴染んだ頃あいをみて、外に履いて出かけました。
これまでは、靴の皺は自然に入るもので、人工的に入れるのはどうかな?、と思っていました。実際に、m.a+のワンピースは左右全然違う入り方をしています。また、 JM Westonのローファーもそうです。歩き方の影響もあるし、左右の足の大きさも違うし、そもそも靴の作りも左右完全に対称でないので、、、、
でも、NIGOくんを購入する前に、ネットでこちらの記事をみて、”次の靴は、意思を入れて皺をいれて、キャロルクリスチャンポエルの靴みたいな皺を入れてやろう!!!”と決めていました。
そして、それを実行したのが、NIGOくん。結果、ワンピースくんとは全然違う、凸凹の皺の入ったNIGOくんになりました。
これからは、定期的に履いていって、一緒に年をとっていきたい思います。10年後には、My Vintageの1足として、完成形になるでしょう。(その時は、私47歳)
今日は、今後の成長が楽しみなNIGOくんの現状の報告でした。
Basic&Favorite
B&Fさん、こんにちは。
sthmです。
そうですか~。
アルティエリ氏、流石です。想像通りの人のようですね。B&Fさんの文面から、感動が伝わって来ます。私はヴィンテージから服に入っているので、カート・コバーンのヨレヨレのTシャツに毛玉だらけのモヘアのカーディガン、擦り切れたジーンズにジャック・パーセルというスタイルが、一つのアイコンとして刷り込まれているせいか、アルティエリ氏の格好良さ凄く良く分かります。
コードバンは銀面のない高密度のスエードみたいなものですから、傷も付きにくいし、アルティエリ氏みたいに無造作に履くのも一つの履き方だと思います。デザインも基本的な構造はミリタリーブーツから来ていると思いますので、その擦り切れた感じが、深い味わいを生み出しているのではないでしょうか。
やはり、メメントモリ凄いお値段のようですね。それをデストロイに履くのがアルティエリ氏のコンセプトなのかもしれません。超高額の靴を道具として、とことん履き込む美学とでもいうのでしょうか。昔、ポール・ハーデン本人のPH7が青山のスペースに飾られていたのですが、意外に近いものを感じた事を思い出しました。
実は先日もう一足PH7が仲間入りしました。靴はポール本人がスタッフと共に工房で作っているせいか、値上がりもせず、ほぼ10年前と同じ価格で買えるのは、ファンとしては嬉しいかぎりです。マッケイ製法ですので、簡単にオールソールが出来ないので、購入したら真っ先に踵と爪先側に薄いラバーを貼って貰います。それでも雨の日に履いたりすると、アウトソール側から雨水が侵入して中底が少し湿ってきますので、中底の銀面側にヒビ割れが入らないように陰干しして、薄くクリームを塗ります。外側のメンテナンスは適度に、アウトソールや中底のメンテナンスは丁寧にというのを心がけています。
ユッタ・ニューマン、ほんとお勧めです。奥様とお揃いでお履きになられると素敵ですよね。きっと、お気に召されると思います。